会社の規模や分野にかかわらず、顧客の製品やサービスについての知識は深まり、その要求や期待も高度かつ多様なものになっています。このような状況に企業が対応するためには、常に優れた品質の製品・サービスを継続的に提供していく必要があります。経営としてはこれらに対応するために品質について計画し、資源を確保し、製品の提供を実施し、評価/見直すという品質マネジメントを実施することが必要となります。品質マネジメントにあたり、ISO9001で示されるような品質マネジメントシステムを運用することによって、顧客のニーズに応えることができます。
品質マネジメントシステムは、製造やサービス提供といった業務プロセスの維持や改善によって、製品やサービスの質の向上を図るためのものです。ISO9001の規格は、効果的な品質マネジメントシステム運営の基本となる枠組みを提供するために開発された、一連の規格を表す総称です。ISO9001は、その品質マネジメントシステムのフレームワークを提供する最も幅広く利用されている国際規格です。
当社では、本社および全国のサービスセンター網を対象範囲とし、損害調査査定業務に関わる、事故調査・査定積算及び復旧工事の設計請負・施工監理までを認証取得項目として2003年に認証の取得をしました。
ISO9001認証取得を実効性のあるものにするために、品質マニュアルに基づいた品質管理を全社員に浸透させ、お客さま満足度の向上を目指しています。
国際標準化機構(ISO:世界138カ国加盟)に規定された品質システムであり、この認証取得を受けた企業は「顧客満足を得る製品またはサービスを提供する仕組みを作っている」という証明を一般消費者・取引先等の外部利害関係者・社内等へ示す事が可能となります。